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米の麻疹伝播リスク、学齢期の小児で高い

2019年12月9日  JAMA Pediatrics

2001年1月1日-2017年12月31日に米国住民と訪米外国人を対象に、麻疹伝播関連因子を横断試験で検討。感染者1例当たりの平均伝播件数を示す実効再生産数(R)を評価項目とした。 その結果、対象期間中の感染者数は合計2218例だった。Rはワクチン非接種者で0.76(95%CI 0.71-0.81)、1回接種者で0.17(同0.11-0.26)、2回接種者で0.27(同0.17-0.39)、接種不明者で0.52(同0.44-0.60)だったほか、1956年以前生まれで0.35(同0.20-0.58)、1957年以降生まれで0.64(同0.61-0.68)だった。一次および二次感染者 が5-17歳の場合のRは0.36(同0.31-0.42)で、他の年齢層より高かった (1歳未満0.14、1-4歳0.25、18-29歳0.19、30-49歳0.15、50歳以上0.04)。 ...