尿路結石関連薬、24h蓄尿検査完遂者で処方増
2019年12月9日 専門誌ピックアップ
尿路結石疾患患者13万489例を対象に、24時間蓄尿検査後の尿路結石疾患関連薬処方状況の変化を検討。13％が24時間蓄尿検査の完遂した。 その結果、24時間蓄尿検査完遂群で非完遂群よりもサイアジド系利尿薬、尿アルカリ化薬およびアロプリノールの処方率が有意に多かった。高カルシウム血症患者でサイアジド系利尿薬（絶対増加度：尿中カルシウム201-400mg/日群9％、400mg超/日群21％）、低クエン酸尿症患者で尿アルカリ化薬（同：尿中クエン酸塩201-400mg/日群24％、200mg以下/日群34％）、高尿酸尿患者アロプリノール（同：尿中尿酸800mg超/日群18％）の処方率が増加した（いずれもP＜0.001）。 ...