頭頸部がん切除後の再入院、準清潔創クラスが危険因子
2012-14年の米国外科学会手術の質改善プログラム(ACS-NSQIP)データベースに登録された遊離組織を用いた再建(FTR)を伴う頭頸部がん切除術施行患者1114例を対象に、術後30日の予期せぬ再入院の危険因子をロジステッィク回帰解析で検討した。 その結果、予期せぬ再入院発生率は10.9%(121例)で、その理由は創合併症が最も多かった。準清潔創クラスが30日の予期せぬ再入院の独立した有意な危険因子だった(オッズ比2.27、95%CI 1.20-4.76)。骨のFTR施行患者では再入院率が低かった(同0.51、0.27-0.91)。退院先には統計的有意性は見られなかった。 ...
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