痛みと滑膜炎症を伴う変形性手関節症患者92例を対象に、短期プレドニゾロン療法の有効性と安全性を無作為化二重盲検プラセボ対照試験で検討した。 その結果、指の痛みの視覚尺度(100)での6週後の平均変化は、プレドニゾロン群(46例)が-21.5、プラセボ群(46例)が-5.2で、平均群間差は-16.5(P=0.0007)だった。重篤でない有害事象発生件数は両群とも同等、重篤な有害事象はプレドニゾロン群1件(心筋梗塞)、プラセボ群4件(手術を要する感染性外傷性下肢血腫、腸手術、ペースメーカー埋入を要する心房細動、子宮摘出を要する症候性子宮筋腫)だった。 ...
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