乳製品の高摂取と死亡リスク低下に関連見られず
2019年12月11日
British Medical Journal
乳製品摂取と死亡リスクの関連を前向きコホート研究3件(女性16万8153人、男性4万9602人)で検討。32年の追跡期間中に5万1438人が死亡した。 プール解析の結果、全乳製品1日当たり平均摂取量の最低群の0.8食(serving)に対する全死因死亡の多変量調整ハザード比は、1.5食で0.98(95%CI 0.96-1.01)、2.0食で1.00(0.97-1.03)、2.8食で1.02(0.99-1.05)、最高群の4.2食で1.07(1.04-1.10)だった(傾向のP<0.001)。摂取量最低群に対する最高群の心血管死のハザード比は1.02(0.95-1.08)、がん死亡は1.05(0.99-1.11)だった。乳製品の代替としてナッツ、豆、全粒穀物の摂取が死亡率低下、赤身肉および加工肉の摂取が死亡率上昇との関連を示した。 ...
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