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PM2.5への短期曝露が原因の疾患が新たに判明

2019年12月11日  British Medical Journal

2000-12年のメディケア入院請求データ9527万7169件を用いて、微小粒子状物質(PM2.5)への短期曝露と214の疾患群による入院リスクおよび費用との関連を時間層別化症例クロスオーバー試験で検討した。 その結果、PM2.5への短期曝露とこれまでほとんど検討されていなかった疾患(敗血症、体液電解質異常、急性および詳細不明の腎不全など)による入院リスクに正の関連が認められ、この関連は1日のPM2.5濃度がWHO基準値未満でも一貫していた。短期PM2.5曝露量1µg/m3増加が一連の疾患による入院および急性期後医療費の年間3100万ドル増加と関連した。 ...