卵巣境界悪性腫瘍、妊孕性温存術後の妊娠結果を調査（2019/12/11訂正）

受精能の維持を希望する卵巣境界悪性腫瘍（BOT）患者85例を対象に、妊孕性温存手術の有効性および安全性を患者データの後ろ向き評価で検討した。 診断時の患者の年齢中央値は33歳で、33例（38％）に片側卵管卵巣摘出術、40例（47％）に片側嚢腫摘出術、12例（14％）に両手術を受けた。40例（50％）が手術後に妊娠を試み、妊娠率は73％、生児出生率は67％だった。出産の希望および診断時の年齢に妊娠率との有意な関連が見られた。 【訂正】2019年12月11日に以下を訂正しました。 「片側膀胱切除術」を「片側嚢腫摘出術」に変更しました。お詫びして訂正します。 ...