卵巣がんへのdose-dense CTでPFSの有意な改善見られず

新たに診断されたステージIc-IV上皮性卵巣がん女性1566例（主に欧州の患者）を対象に、カルボプラチン＋パクリタキセル併用療法の投与間隔を短縮したdose-dense CT療法の効果を第III相無作為化比較試験で検討した（ICON8試験）。 その結果、無増悪生存期間（PFS）中央値は、標準療法のカルボプラチン＋パクリタキセル3週ごと投与群17.7カ月、カルボプラチン3週ごと＋パクリタキセル1週ごと投与群20.8カ月およびカルボプラチン＋パクリタキセル1週ごと投与群21.0カ月（ログランク検定のP＝0.35およびP＝0.51）だった。 ...