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てんかん重積への抗痙攣薬3種、治療効果は同等

2019年12月12日  New England Journal of Medicine

ベンゾジアゼピン系薬治療抵抗性の痙攣性てんかん重積状態の小児および成人384例を対象に、静注用抗痙攣薬3剤(レベチラセタム、ホスフェニトイン、バルプロ酸)の有効性と安全性を適応的デザインの無作為化盲検試験で比較した(ESETT試験)。 60分時点でのてんかん重積状態の消失と意識レベルの改善は、レベチラセタム群68例(47%)、ホスフェニトイン群53例(45%)、バルプロ酸群56例(46%)で認められた。各薬剤で有効性が最も高い事後確率は各0.41、0.24、0.35だった。有害事象の発現は3剤同等だった。中間解析時、いずれか1剤の優劣を示す結果が示されなかったため、この治験は事前の規定通り中止された。 ...