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HPV陽性中咽頭がん、手術治療のみの死亡予測因子を特定

2019年12月16日  The Laryngoscope

2010-14年に手術のみで治療したヒトパピローマウイルス(HPV)陽性の中咽頭扁平上皮がん患者736例のデータを用いて、総生存期間を後ろ向き解析で検討した。 その結果、米国がん合同委員会(AJCC)第8版の病理ステージpN2(ハザード比5.5、P=0.000006、pN0との比較)、肉眼的リンパ節外浸潤(同4.9、P<0.02)、リンパ節転移陽性率10%以上(同4.2、P=0.0002)、転移陽性リンパ節5個以上(同4.9、P=0.00004)が死亡の独立危険因子だった。切除マージン陽性、AJCC第8版のステージII(Iとの比較)、節外浸潤ありの5年生存率が有意に低かった。...