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頚椎人工椎間板置換術、術前の頸部痛は転帰に影響なし

2019年12月16日  専門誌ピックアップ

地域の脊椎手術転帰データベースに登録された159例のデータを対象に、頚椎人工椎間板置換術の術前主訴としての頸部痛が臨床転帰に及ぼす影響を後ろ向き試験で検討した。 その結果、術前の主訴は、頸部痛(NP)31%、上肢/肩部痛(AP)38%、神経障害(ND)31%だった。ベースラインのCore Outcome Measures Indexスコアおよび術前から術後24カ月のスコア変化量に群間差はなかった(NP群4.4±2.9、AP群4.7±2.7、ND群4.3±2.9、P=0.78)。術後24カ月に全般的治療転帰を2段階評価で良好と評価した患者の割合(NP群79%、AP群77%、ND群85%、P=0.64)に群間差はなかった。 ...