新規抗てんかん薬cenobamateが焦点発作抑制

コントロール不良の焦点発作を有する成人てんかん患者437例を対象に、新規抗てんかん薬cenobamateの安全性および有効性を二重盲検無作為化プラセボ対照用量反応試験で検討した。 その結果、ベースラインからの発作頻度変化率中央値はプラセボ群－24.0％、cenobamate 100mg群－35.5％（P＝0.0071）、200mg群－55.0％（P＜0.0001）、400mg群－55.0％（P＜0.0001）、維持投与期の奏効率（発作頻度50％以上減少達成）は順に25％、40％（オッズ比1.97、P＝0.0365）、56％（同3.74、P＜0.0001）、64％（同5.24、P＜0.0001）だった。有害事象はプラセボ群の70％、100mg群の65％、200mg群の76％、400mg群の90％に認められた。好酸球増加症と全身症状を伴う重篤な薬物反応は200mg群の1例、死亡例はなかった。 ...