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骨転移mCRPCでペムブロリズマブの抗腫瘍活性を確認

2019年12月18日  Journal of Clinical Oncology

ドセタキセルおよび標的内分泌療法での治療歴がある転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者258例を対象に、ペムブロリズマブ単剤療法の効果および安全性を第II相試験で検討した(KEYNOTE-199試験)。 その結果、客観的奏効率はPD-L1陽性患者(コホート1)5%、陰性患者(コホート2)3%、奏効期間中央値は未到達、10.6カ月だった。病勢コントロール率はコホート1で10%、コホート2で9%、(PD-L1発現の有無を問わず)骨転移患者(コホート3)で22%、全生存期間中央値は9.5カ月、7.9カ月、14.1カ月だった。治療関連有害事象発生率は60%、グレード3-5では15%、治療中止率は5%だった。 ...