米国で非心臓外科手術を施行した退役軍人43万2828例のデータを用いて新たな手術侵襲スコアを開発し、フレイル、手術侵襲と死亡率の関連を評価した。 その結果、フレイルの術後30日死亡率は最低侵襲手術で1.55%、中等度侵襲手術で5.13%で、いずれも高リスク手術の定義によく用いられる死亡率1%を上回っていた。重度フレイルの術後30日死亡率は、最低侵襲手術後10.34%、中等度侵襲手術後18.74%とさらに高かった。フレイルおよび重度フレイルを併せて見ると、術後死亡率が90日時および180日時で上昇し続け、重度フレイルで中等度侵襲手術の術後180日死亡率が43.00%に達した。 ...
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