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頚椎人工椎間板置換術の10年転帰

2019年12月21日  専門誌ピックアップ

ProDisc-C人工椎間板を使用した単一椎間の頸椎関節形成術を施行した27例を対象に10年後の臨床学的転帰および放射線学的転帰を評価した。 その結果、手術レベルの可動域は、ベースラインで8.9°±3.9°、10年後の最終追跡調査時で6.6°±3.5°だった。27例中20例(74%)に異所性骨化が発生した。McAfeeの分類では、グレードIが1例、グレードIIが4例、グレードIIIが12例、グレードIVが3例だった。3例に隣接椎間の再発性頸部神経根障害または脊髄障害が発症し、再手術(頸椎関節形成術2例、頸椎椎弓形成術1例)を施行した。 ...