外傷患者に血液凝固分析装置TEG 6s、現行モデルと同等の信頼性
外傷患者の血液測定に用いる血液凝固分析装置TEG 6sシステムの妥当性を現行機器のTEG 5000システムと比較。米国のレベルIおよびII外傷センター12軒の外傷患者475例の入院後1時間以内に採取した血液を用い、多施設非侵襲的観察研究で評価した。 線形回帰解析の結果、回帰直線の傾き(β)はパラメータのCK.Rで1.05、CFF.MAで0.99、CK.LY30で1.01、CRT.MAで0.93、CRT.MA(TEG 6S)対CK.MA(TEG 5000)で1.06、線形相関(ρ)は0.9、0.95、0.91、0.93、0.86と推定され、両装置間の信頼性は強かった。装置内再現性はTEG 5000よりもTEG 6sの方が高く、特にCFF.MAおよびCK.LY30で顕著だった。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。