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大腸手術後の血培要する感染疑いが長期転帰不良と関連

2019年12月26日  専門誌ピックアップ

根治目的の手術を施行した大腸がん患者2万1349例を対象に、臨床的な感染疑いによる術後30日以内の血液培養実施と長期腫瘍学的転帰の関連をコホート試験で検討。追跡期間中央値は5.6年、術後30日以内の血液培養実施率は15.9%だった。 調整後コックス回帰モデル解析の結果、血液培養実施群の方が非実施群よりも全死因死亡リスク増加(ハザード比1.27、95%CI 1.20-1.35)、無病生存率低下(同1.22、1.16-1.29)、再発リスク増加(同1.15、1.07-1.23)が見られた(いずれもP<0.001)。 ...