糖尿病性黄斑浮腫で2剤の1年転帰比較

Fight Retinal Blindness！レジストリに登録された未治療の糖尿病性黄斑浮腫（DME）患者291例383眼を対象に、ラニビズマブおよびアフリベルセプトの1年治療転帰を後ろ向き解析で検討した。 その結果、ベースラインの視力が20/40以上だった眼の12カ月時の視力変化量はアフリベルセプト群1.4文字、ラニビズマブ群0.4文字（調整後平均差1文字、P＝0.4）、中心窩領域網膜厚（CST）低下量は－85μm、－55μm（同－30μm、P＜0.01）、20/50以下の眼では10.6文字、7.6文字（同3文字、P＜0.01）、－148μm、－102μm（同－46μm、P＜0.02）だった。 ...