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外来での抗菌薬処方、適応の記録なしが18%

2019年12月27日  British Medical Journal

2015年外来受診9億9080万件の代表標本データ2万8332件を対象に、適応の記録なしで処方された抗菌薬の頻度、関連する患者や医療提供者の特性を横断試験で検討した。 抗菌薬の推定処方件数は1億3050万件で、内訳は適切な処方57%、適切でない処方25%、適応の記録なしでの処方18%だった。これによって、2400万件が適応の記録なしでの抗菌薬処方と推定された。適応の記録なしでの抗菌薬処方と有意な正の関連があったのは、成人男性患者、長期の受診期間およびプライマリケア以外の専門医への受診だった。 ...