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Impella使用が有害転帰やコスト増と関連

2019年12月27日  Circulation

米国の432施設で2004-16年に機械的循環補助デバイスを用いてPCIを施行した患者4万8306例のデータを対象に、米国内病院全体のImpella使用の傾向、臨床転帰および費用を関連解析で検討した。 その結果、9.9%にImpellaを使用していた。Impella使用率は時間経過とともに上昇し、2016年にMCSの31.9%を占めた。使用率は病院間のばらつきが大きく、Impellaの使用率が高い病院ほど有害転帰率と費用も高かった。Impella使用による臨床転帰のオッズ比は、傾向スコア補正後で死亡1.24(95%CI 1.13-1.36)、出血1.10(同1.00-1.21)、脳卒中1.34(同1.18-1.53)および1.08(同1.00-1.17)だった。 ...