悪性黒色腫発症に多遺伝子リスクと日光曝露の交互作用
2020年1月6日
British Journal of Dermatology
紫外線が強い環境に居住する1万5373人を対象に、多遺伝子リスク(PRS)が日光曝露と悪性黒色腫の関連に及ぼす影響を人口ベースの前向きコホート研究で検討した。 中央値4.4年の追跡期間中、420人(2.7%)が皮膚悪性黒色腫を発症した。多遺伝子リスクが低いと日光への累積曝露が悪性黒色腫と関連を示した。多遺伝子リスクが高いと、出生地に基づく若年期の日光への環境的曝露の高さに悪性黒色腫との関連が見られた(出生地がオーストラリアの場合、他国と比較したハザード比3.16、95%CI 1.39-7.22)。 ...
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