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ドラベ症候群にフェンフルラミンでけいれん発作頻度減

2020年1月7日  Lancet

ドラベ症候群の小児および若年成人患者119例を対象に、既存の抗てんかん薬に追加した塩酸フェンフルラミンの効果を無作為化二重盲検プラセボ対照試験で検討。 その結果、発作頻度減少率中央値は塩酸フェンフルラミン0.7mg/kg/日群74.9%、0.2mg/kg/日群42.3%、プラセボ群19.2%だった。0.7mg/kg/日はプラセボに比べて、1カ月当たりのけいれん発作頻度(MCSF)平均値のベースラインからの減少率が62.3%大きかった(95%CI 47.7-72.8、P<0.0001)。塩酸フェンフルラミン群で発現頻度の高かった有害事象(10%以上に発生)は、食欲減退、下痢、疲労、嗜眠、傾眠、体重減少だった。 ...