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小児強迫性障害と不安障害、SSRIで有害事象発生率高い(2020/01/14訂正)

2020年1月8日  専門誌ピックアップ

18歳未満の強迫性障害(OCD)および不安障害患者での選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)およびセロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)の忍容性を無作為化プラセボ対照試験18件(患者2631例)の階層ベイズモデルによるメタ解析で検討した。 その結果、プラセボに比較して、SSRIが有害事象(AE)関連の投薬中止(相対リスク3.59、信用区間0.019-0.067、P=0.0003)、賦活(同2.39、0.048-0.125、P=0.003)、鎮静(同1.94、0.035-0.157、P=0.002)、不眠(同1.93、0.040-0.149、P=0.001)、腹痛(同1.53、0.032-0.164、P=0.005)および頭痛(同1.24、0.003-0.139、P=0.04)の発生率増加との関連が見られた。SSRIの賦活発生率の方がSNRIよりも高かった(同1.32、0.018-0.114、P=0.007)。SSRIおよびSNRIともに治療下で発現した自殺傾向とは関連が見られなかった。 【訂正】2020年1月14日に以下を訂正しました。 元の記事の「SSRIの...