SLEへのanifrolumabで疾患活動性低下
2020年1月9日
New England Journal of Medicine
活動性全身性エリテマトーデス(SLE)患者362例を対象に、I型インターフェロン受容体のサブユニット1に結合するヒトモノクローナル抗体anifrolumabの有効性を無作為化プラセボ対照第III相試験で検討。主要評価項目を疾患活動性の低下とし、52週時のBritish Isles Lupus Assessment Group(BILAG)をベースとしたBILAG-based Composite Lupus Assessment(BICLA)への応答で評価した。 その結果、BICLA応答を示した患者の割合は、anifrolumab群47.8%、プラセボ群31.5%だった(差16.3%ポイント、95%CI 6.3-26.3、P=0.001)。anifrolumabを投与された患者の7.2%で帯状疱疹が発生し、12.2%で気管支炎が発生した。 ...
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