病院総合診療医の継続したケアで入院患者の転帰改善
2020年1月10日 専門誌ピックアップ
米国テキサス州の病院229軒に3-6日間入院し、病院総合診療医（hospitalist）のケアを受けたメディケア受給患者11万4777例を対象に、病院総合診察医の勤務スケジュールと患者転帰の関連を後ろ向きコホート試験で検討。勤務スケジュールの連続性で層別化し、主要評価項目の退院後30日死亡率を比較した。 条件付きロジスティック回帰解析の結果、勤務スケジュール連続性の最高四分位群の医師がケアした患者で最低四分位群の医師の患者に比べ退院後30日時死亡率および再入院率の低下（調整後オッズ比0.88、0.94）、自宅退院率の増加（同1.08）および30日時退院後費用の低下（－223ドル）が見られた。 ...