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研修医の扁桃摘出術参加、術後転帰に影響なし

2020年1月10日  The Laryngoscope

三次小児医療施設で扁桃摘出術を施行した小児7606例を対象に、レジデント参加が術後転帰および手術時間に及ぼす影響を後ろ向き症例シリーズで検討。症例の43%でレジデントが手術に関与していた。 その結果、再入院率(5-6%)および出血管理のための手術室帰室率(3.3-3.5%)は経験レベルによる差はなかった。アデノイド扁桃摘出術の施術時間中央値は、担当外科医で最も短く(9分)、続いてフェロー(13分)、レジデント(14分)の順だった(P<0.0001)。レジデントによるアデノイド扁桃摘出術施行時間は、研修年数の増加に伴い有意に短縮した(P<0.0001)。 ...