アトロピン0.05%が近視進行抑制の至適濃度と再確認
近視小児患者438例383眼を対象に、長期近視コントロールでのアトロピン点眼薬の至適濃度を無作為化第II相試験で検討した(LAMP試験)。 2年間の追跡の結果、等価球面度数の平均進行度はアトロピン0.05%群で0.55±0.86D(一対比較でのP=0.015)、0.025%群で0.85±0.73D(同P<0.001)、0.01%群で1.12±0.85D(同P=0.02)、眼軸長の平均変化度は0.39±0.35mm(同P=0.04)、0.50±0.33mm(同P<0.001)、0.59±0.38mm(同P=0.10)だった。遠近調節力喪失度および瞳孔サイズ変化度はいずれの用量群も1年目と変わらず、忍容性は良好だった。視力および視力関連生活の質に影響は見られなかった。 ...
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