1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 思春期小児の5人に1人が糖尿病前症、米

思春期小児の5人に1人が糖尿病前症、米

2020年1月15日  JAMA Pediatrics

2005-16年の米国国民健康栄養調査から思春期小児(12-18歳)2606人と若年成人(19-34歳)3180人を対象に、糖尿病前症(空腹時血糖異常、耐糖能異常、HbA1c高値)の有病率を横断解析で検討した。 その結果、糖尿病前症の有病率は思春期児18.0%、若年成人24.0%だった。多変数ロジスティックモデルでは、予測限界有病率(predictive marginal prevalence)は女性に比べて男性(思春期児13.4% vs. 22.5%、若年成人18.8% vs. 29.1%)、適正体重に比べて肥満で有意に高かった(思春期児16.4% vs. 25.7%、若年成人16.6% vs. 36.9%)。糖尿病前症の思春期児と若年成人は耐糖能正常者に比べて、非高比重リポ蛋白コレステロール値および収縮期血圧が高く、インスリン感受性が低く、中心性肥満が認められた(全てP<0.05)。 ...