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ビスホスホネート中止・再開の関連因子を特定

2020年1月16日  専門誌ピックアップ

2010-15年に発生したビスホスホネート投与中止の経時的傾向を調査し、骨粗鬆症治療中止および再開の関連因子を検討した。 ビスホスホネートの長期服用患者7万3800例のうち、80.3%がアレンドロネートを服用していた。全体の35.6%が12カ月以上ビスホスホネート服用を中止した。アレンドロネート中止と最も強い関連を示した因子は、ベンゾジアゼピン処方(調整オッズ比2.5)、DXAスキャン(同1.8)、熟練介護施設の利用(同1.8)。骨粗鬆症治療の再開に最も強い関連を示した因子は、DXAスキャン(同9.9)、脆弱性骨折の経験(同2.8)、骨粗鬆症または骨減少症の診断(同2.5)だった。 ...