CKD後期のGd造影II群使用によるNSF発生リスクは低い
2020年1月16日
JAMA Internal Medicine
病期4-5期慢性腎疾患(CKD)患者にガドリニウム(Gd)造影剤II群使用による腎性全身性線維症(NSF)発生リスクを系統期レビューとメタ解析で検討した。 その結果、試験16件(計4931例)を抽出した(κ= 0.68)。NSFの併合発生率は4931例中0例(0%、95%信頼区間上限0.07%)だった。95%信頼区間の上限値はGd造影剤のサンプルサイズによって異なり、ガドベン酸ジメグルミン(0.12%)、ガドテル酸メグルミン(0.31%)、ガドブトロール(1.11%)、ガドテリドール(1.59%)だった。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。