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軽度OSAへのCPAP、生活の質を改善

2020年1月16日  専門誌ピックアップ

英国で軽度閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)患者209例を対象に、持続的陽圧気道内圧(CPAP)の臨床的有効性を無作為化比較試験で検討した(MERGE試験)。 その結果、3カ月時のSF-36「活力」スコアはCPAP群9.2点、標準ケア(睡眠カウンセリング)単独群-0.8点となりCPAP群で平均10.0点(95%CI 7.2-12.8、P<0.0001)の有意な増加が見られ、ANCOVA LOCF解析でもスコアはCPAP群7.5点、通常ケア単独群0.0点となりCPAP群で平均7.5点(5.3-9.6、P<0.0001)の有意な増加が見られた。CPAP群の1例で3件の重篤な有害事象が発生したが、いずれも治療関連ではなかった。 ...