1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 新規アンチセンス薬でリポ蛋白が用量依存的に低下

新規アンチセンス薬でリポ蛋白が用量依存的に低下

2020年1月18日  New England Journal of Medicine

リポ蛋白(a)値が上昇した心血管疾患患者286例を対象に、アンチセンス薬AKCEA-APO(a)-LRxのリポ蛋白(a)低下効果を無作為化二重盲検プラセボ対照用量設定試験で検討した。 AKCEA-APO(a)-LRx投与によってリポ蛋白(a)値が用量依存的に低下し、ベースラインから6カ月時までの平均低下率は、プラセボ群6%に対し、4週間ごと20mg群35%、4週間ごと40mg群56%、2週間ごと20mg群58%、4週間ごと60mg群72%、1週間ごと20mg群80%となった(プラセボとの比較でP値は0.003から0.001未満まで)。最も頻度の高い有害事象は注射部位反応だった。 ...