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パーキンソン病オフ症状、アポモルヒネ舌下剤で改善

2020年1月18日  The Lancet Neurology

パーキンソン病患者109例を対象に、オフ症状に対するオンデマンド療法としてのアポモルヒネ舌下投与フィルム製剤の有効性および安全性を、12週間の無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験で検討した。 主要評価項目に規定した12週目の投与前から投与後30分までのMovement Disorder Society Unified Parkinson's Disease Rating Scale part 3(運動機能)スコアの最小二乗平均変化は、アポモルヒネ群-11.1、プラセボ群-3.5だった(差-7.6、95%CI -11.5--3.7、P=0.0002)。アポモルヒネ群54例中17例(31%)、プラセボ群55例中4例(7%)に軽度ないし中等度の中咽頭への副作用が報告され、約3分の1が主にこの副作用のため治療を中止した。 ...