患者会と製薬企業間に「資産の交換」を確認、豪

豪州の患者会23団体の代表者27人を対象に、患者団体と製薬業界の相互作用を面談による定性的試験で検討した。 その結果、患者団体と製薬業界の関係が、支配的関係、不満足な関係、発展途上の関係、相容れない関係の4つに分類された。患者会代表は、団体メンバーの関心を引く新薬を製薬企業が所有している場合に団体と企業の相互作用が生じやすいと回答した。企業からの財政支援を受ける患者会が「資産」の交換に従事しており、企業にマーケティング、世論指導者との関係構築の機会、ロビー活動や臨床試験募集や企業の信頼性向上を支援する見返りとして企業から金銭、情報および助言を得ていた。...