1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 人工内耳候補者検査法、聴覚士間でばらつき、米

人工内耳候補者検査法、聴覚士間でばらつき、米

2020年1月23日  専門誌ピックアップ

米国の聴覚士(audiologist)を対象に、成人人工内耳手術の候補者評価に用いる術前検査について匿名調査を実施。99人から回答が得られ、小児専門を除く92人を解析対象とした。 その結果、回答者の多くがMinimum Speech Test Batteryを使用していた[AzBio sentencesを用いた静寂下での文聴取能(53人中51人)、雑音下での文聴取能(53人中47人)、子音・核母音・子音単音節語聴取能(53人中53人)]。この検査の適用は一貫しておらず、53人中39人が音圧レベル尺度、14人が聴力レベル尺度を用いると回答し、雑音下での音声検査で単一の信号対雑音比を用いる者もいれば、複数の比を用いる者もいた。 ...