HbA1c値8%未満の1型糖尿病、遠隔治療は対面受診と同等
スペインアンダルシア地方で準最適(HbA1c値8%未満)代謝管理中の1型糖尿病(DM)患者379例を対象に、臨床転帰、健康関連QOL(HRQoL)、医師の満足度に対する遠隔治療の効果を多施設共同無作為化非盲検並行群間比較対照試験で評価した(PLATEDIAN試験)。1対1の対面受診を3回実施する群を対照群、2回目に遠隔治療を実施する群を介入群とした。 その結果、ベースラインから6カ月後のHbA1cの平均変化量は対照群−0.04±0.5%、介入群0.01±0.6%だった(P=0.4941)。HbA1c値7%未満を達成した患者は73例、78例だった。安全性の評価項目で有意な差は認められなかった。初回来院と最終来院間のHRQoLの変化には群間で差がなかった。 ...
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