胸椎または腰椎の手術施行患者145例を対象に、日本語版COMI-Back(コアアウトカム測定指数-胸椎/腰椎)の尺度特性の妥当性を前向きコホート試験で検討。術前および術後12カ月時に質問票による調査を実施した。 CCOMIスコアに顕著な床/天井効果は見られず、選択した参照測定値(疼痛数値評価尺度、Short Form-12、Euro-QOL-5D、Oswestry 障害指標)のスコアと相関が見られた(ρ=0.4-0.8)。術前/術後のCOMIスコアの変化と参照測定値の変化の間に同様の傾向が観察された。COMIサマリースコアの臨床的に意義のある最小変化量(MCID)は2.5、クラス内相関係数および検出可能な最小限の変化(MDC、95%CI)はそれぞれ、0.93および1.26だった。 ...
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