医療サービス高頻度利用者への介入策、再入院防止効果見られず
2020年1月24日
New England Journal of Medicine
医学的および社会的に複雑な状態にある入院患者800人を対象に、「ホットスポッティング」プログラム(医療サービスの高頻度利用者に対して、退院後数カ月間にわたって地域の医療従事者やソーシャルワーカーから成るチームが訪問して外来診療を調整し、医療費削減、医療の質向上を目指すもの)による再入院防止効果を無作為化比較試験で検討。 その結果、主要評価項目に規定した退院後180日以内の再入院率は、「ホットスポッティング」群62.3%、通常診療群61.7%となり、調整後の群間差は有意ではなかった(0.82%ポイント、95%CI -5.97-7.61)。 ...
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