香港の住民ベースコホートを用いて、現在の社会不安の中での精神衛生上の負担および保健医療ニーズなどを10年間の前向きコホート研究で検討。調査対象は、任意のサブセット成人集団(1213-1736人)とした。 その結果、2009-14年では1.9%、反政府運動(2014年)の後と現在の社会不安の前に当たる2017年には6.5%だったうつ病の可能性(probable depression)が、2019年には11.2%で報告された。2019年の心的外傷後ストレス障害(PTSD)疑いは12.8%と推定された。頻繁なソーシャルメディアの使用(2時間/日以上)にうつ病の可能性とPTSD疑いとの関連が見られた。 ...
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