タイゲソン点状表層角膜炎患者10例(3-51歳、全例が両眼性病変)を対象に、タクロリムス0.02%点眼薬の1日2回投与の効果を検討した。患者10例のうち7例は局所ステロイドまたは潤滑剤に不応だった。 その結果、1-42週間(平均10週間)の治療で全患者の両眼に改善が見られた。全患者で流涙および羞明の症状の主観的改善が見られ、点状表層角膜炎が消失した。いずれの患者でも治療への反応は治療開始後72時間で確認され、忍容性も良好だった。 ...
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