経腹膜到達法による腹腔鏡下副腎摘除術300件を対象に、研修医による施術の安全性を後ろ向きレビューで一般外科医担当の施術と比較した。 その結果、平均手術時間は研修医群と外科医群で同等で(P=0.5761)、失血中央値も両群間で類似が見みられた(P=0.4325)。術中有害事象の全体比率は両群で同等で(P=0.8643)、周術期合併症の比率は両群間の差は統計的有意ではなかった(P=0.8643)。術後平均入院期間は両群ともに2日だった。手術者の変更は25件(8.33%)で確認され、この群間差は統計的有意ではなかった(P=0.1741)。 ...
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