米国39州2263郡で2007-14年にI-II期早期非小細胞肺がん(NSCLC)の診断を受けた患者17万9189例を対象に、郡レベルでの根治手術施行率の差を検討した。 その結果、早期NSCLCに対する手術施行率は、最低10分位の郡12.8-48.6%から最高10分位の郡74.3-91.7%まで幅があった。各州内に手術施行率の低い郡があり、例えばマサチューセッツ州では手術施行率が最低の郡と最高の郡の絶対差が25%だった。手術施行率最低4分位の郡は、非ヒスパニック系黒人の割合および貧困・無保険率が高く、人口に対する外科医の比率が低く、非大都市だった。 ...
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