合併症のない急性腰痛に対して不要なMRIをオーダーする要因を調査すべく、腰椎MRIの診療ガイドラインと一致度が高いまたは低いプライマリ・ケア提供者(PCP)を対象にインタビューを実施した。 参加PCP 55人(回答率8.6%、ガイドライン一致度高22人、低33人)はいずれも、専門医療への紹介に腰椎MRIが必要と回答したが、MRI利用パターンはその他の環境要因(X線検査の厳密性、患者移動の負担、時間の制約)で異なった。いずれのPCPも同様の患者レベルの要因(MRI診断価値への信頼、PCPへの圧力)を提示したが、PCPレベルの要因(ガイドラインへの精通度と同意度、患者への黙認度、腰椎MRIの価値への信頼度)は異なった。 ...
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