医療事故の当事者となった外科医の新支援策が高い満足度

重大な有害事象に関与し悲嘆や罪悪感、不安などの感情を抱く「第二の犠牲者」となった外科医および外科研修医向けの新たなピアサポートプログラムの1年間の成果を検証した。 三次大学病院の外科で1年間に47件のピアサポートプログラム介入が実施された。当事者となった外科医と外科研修医の割合は同等で、サポートからの離脱率は19％だった。プログラムへの満足度は概ね高く、「機密性」89％、「得られる安心および信頼できる環境」73％、「適時性」83％だった。81％の当事者が、プログラムは外科の「安全性および支援」文化に良い影響をもたらすもので、同僚にも薦めたいと回答した。 ...