日本で小児科の臨床試験が減ってきており、2017年には論文執筆を小児科専門医試験の受験必須条件とする方針が導入された。教育病院243軒の小児科部長を対象に、研修医の臨床研究活動に関する考えを調査した。 その結果、2017年導入の論文執筆義務化の支持率は56.4%だった。小児科研究に対する姿勢には主に「研究への情熱」、「特定の研究に対する誇り」、「公共心」という3つのポイントがあることが明らかになった。「研究への情熱」には大学病院とそれ以外の病院で、「特定の研究に対する誇り」にはPhD取得者とMD取得者で差が見られたが、「公共心」には学位や病院のタイプとの関連が見られなかった。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。