アテゾリズマブ治療NSCLCの生存率に高BMIが関連
アテゾリズマブを投与した進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者のBMIと生存転帰および有害事象との関連を試験4件の患者データ(2110例)のプール解析で検討。1434例にアテゾリズマブ、676例に対照薬ドセタキセルを投与した。 その結果、アテゾリズマブ投与患者でBMIと総生存率(OS)に線形関係が認められた。交絡変数で調整後、アテゾリズマブ投与患者で肥満(BMI 30以上)がOSの有意な改善と関連したが、ドセタキセル投与患者では関連しなかった。BMIと生存率の関連はPD-L1高発現患者で顕著だった。治療関連有害事象とBMIに関連はなかった。 ...
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