1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. BMIと主要精神疾患に共通する遺伝子座111個を同定

BMIと主要精神疾患に共通する遺伝子座111個を同定

2020年1月31日  JAMA Psychiatry

ゲノムワイド関連研究データ(138万284人分)を用いて、主要な精神疾患(統合失調症、双極性障害、大うつ病)とBMIの遺伝的構造の重複および共通する遺伝子座をゲノムワイド関連解析で検討した。 その結果、BMIと主要な精神疾患の遺伝的相関は、統合失調症[遺伝相関係数(r for genetic)-0.11、P=2.1×10-10]、双極性障害(同-0.06、P=0.0103)、大うつ病(同0.12、P=6.7×10-10)で異なっていた。BMIと統合失調症、双極性障害、大うつ病に共通する遺伝子座111個が同定された。共通する遺伝子座のうち、統合失調症で34%、双極性障害で52%、大うつ病で57%にBMI高値に関連するリスクアレルが存在し、残りには逆方向の関連が認められた。 ...