日焼け止め有効成分は1日で血中に移行、安全性に懸念
2020年2月4日
Journal of the American Medical Association
健常者48名を対象に、4種の日焼け止め製品に含まれる6つの有効成分の体内吸収および薬物動態を無作為化試験で検討。日焼け止めローション1種とスプレー3種に12名ずつ割り付け、体表面積の75%に1日目に1回、2-4日目に1日4回2mg/cm2を塗布した。 その結果、全6成分の最大血漿濃度幾何平均値が塗布後1日目に米国食品医薬品局(FDA)閾値0.5ng/mLを超えた。主要評価項目に規定した有効成分アボベンゾンの最大血漿濃度はローション7.1ng/mL(変動係数73.9%)、エアゾールスプレー3.5ng/mL(同70.9%)、非エアゾールスプレー3.5ng/mL(同73.0%)、ポンプ式スプレー3.3ng/mL(同47.8%)だった。 ...
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