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活動性甲状腺眼症へのteprotumumab、P3で転帰良好

2020年2月6日  New England Journal of Medicine

活動性甲状腺眼症患者83例を対象に、インスリン様成長因子I受容体(IGF-IR)阻害薬teprotumumabの有効性と安全性を第III相無作為化二重盲検試験で検討した(OPTIC試験)。 その結果、主要評価項目に規定した24週時の眼球突出2mm以上減少の達成率は、プラセボ群の方がteprotumumab群の方が高かった(10% vs. 83%、P<0.001、治療必要数1.36)。総合効果(臨床的活動性スコア+眼球突出)、複視、グレーブス眼症特異的QOLなどを含む副次評価項目5項目はいずれもteprotumumab群の方が有意に優れていた(いずれも)P≦0.001)。重篤な有害事象がteprotumumab群で2件発生し、そのうち1件は輸注反応により投与中止となった。 ...