乳児のB群髄膜炎菌新ワクチン接種対策が有効
2020年2月6日
New England Journal of Medicine
2015年9月に英国で導入された多成分B群髄膜炎菌ワクチン(4CMenB)予防接種プログラム導入後3年間の効果を検証。侵襲性髄膜炎菌感染症サーベイランスのデータを対象に、初回免疫で乳児に2回、追加免疫で生後12カ月時に1回の接種プログラムの効果を評価した。 2015年9月から2018年8月にワクチン接種適格者コホートに見られたB群髄膜炎菌感染症の発生率は、ワクチン接種を受けなかった場合に予測される発生率よりも有意に低かった(観察症例数63例 vs. 予測症例数253例、発生率比0.25、95%CI 0.19-0.36)。B群髄膜炎菌感染症に対する調整後ワクチン有効性は、初回免疫では52.7%(95%CI -33.5-83.2)、初回免疫+追加免疫では59.1%(95%CI -31.1-87.2)だった。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。